【はじめに】作品の概要について

当記事は、『I'm moralist』作、『妻獲り迷宮~シェラリィドの異種姦終身刑~』の紹介記事です。
掲載内容には、管理人が実際にプレイした感想および攻略情報が含まれます。是非ご参考下さいませ！

	RPG	サークル	発売日	価格
		I'm moralist	2020年7月11日	1,700円
	・妻獲り迷宮~シェラリィドの異種姦終身刑~

呪いを掛けられ異種生物が蠢く異空間ダンジョンの攻略を余儀なくされた冒険者『シェラリィド』
断念すれば永久的に迷宮に囚われ、孕み袋として生涯が待ち受ける。果たして彼女の運命や如何に…

サークル【I'm moralist】より、呪いに打ち克つため『異種姦迷宮』を攻略するRPG作品です。
屈強で圧倒的な強さを誇る冒険者の『シェラリィド』が、呪いの影響で見る見る弱体化していき、
果てには惨めな『敗牝』に成り下がる姿に没入できる「バステ」や「エロステ」増し増しな作品！

彼女が受けた呪いは『克己の呪い』と呼ばれ、己の内面や経験によって生み出された迷宮を生成する
不思議な呪いです。迷宮の中で遭遇する「醜態な魔物」や出来事は、シェラリィド本人が深層の中で
望んでいたこと。否定する彼女に対し容赦なく暴かれる真実に『屈服』するかはプレイヤー次第です。

今作の醍醐味は、如何に主人公の『シェラリィド』を理解して迷宮を攻略できるか…です。
ゲームの攻略の意味もありますが、今作では高密度に配置されたエロイベントやトークパートにより、
非常に「没入感」の高い作品になっています。言い換えれば、主人公に自己投影がしやすい作品です。

彼女の内面が生み出した迷宮を攻略するうえで、彼女を知ることは必要不可欠！
堕ち逝く彼女を操作しながら、プレイヤー自身もロールプレイを愉しんでいきましょう！

【１】打ち克ち迷宮を脱するか、それとも永久に囚われるか

▼呪いを受け、迷宮に挑む【シェラリィド】	▼屈服すれば永久に魔物たちの苗床へ
▼教会には同じ境遇の女性たちが住まう	▼恥を捨て、惨めな敗牝になる運命を覆せ！

解呪のために訪れたのは、同じ境遇の女性たちが生活する『教会』です。
様々な種族の女性たちが『克己の呪い』の餌食となり、夜な夜な迷宮に挑んでいます。

お話の流れは、拠点となる教会で情報を集めた後、就寝することで迷宮攻略に挑んでいきます。
迷宮から脱するには「解呪の鍵を入手する」もしくは「魔物に敗北されて犯される」の二択です。

つまり、解呪の鍵が見つからず途中で探索を断念することはできないのです。
力尽きるまで探索した後、最後は魔物に犯されて教会に帰還する…無限凌辱地獄を味わうことに…
そして、心が折れてしまい、迷宮に屈服してしまった者は、永久的に迷宮に囚われてしまいます。

教会を訪れると、自信満々なシェラと違って、既に堕ちかけている女性が複数います。
もし迷宮を攻略できなければ、シェラも彼女たちのように成り果ててしまうかもしれません。
同じ時系列で迷宮に挑む彼女たちの変化、そしてシェラ本人の心情にも注目してみてください。

【２】己の深層が生み出した異形うごめく迷宮に挑む

▼迷宮で待ち受けるのは醜悪な異種生物	▼『無限 VS １』
▼いずれは力尽き、魔物の慰み者に・・・	▼屈強な肉体は自尊心と共に消え去ってゆく

迷宮内では、陰茎の形を模した蟲や、執拗に快楽に迫る醜悪な魔物たちが蠢いています。
屈強な魔物も存在しますが、己が生み出した迷宮の生き物なので、必ず勝てる手段はあります。
いえ…どちらかといえば、負けるはずのない敵に負けてしまう理由の方が大事かもしれません…

戦闘は「1 VS 無限」です。迷宮の中には常に『牝』は一人だけです。
シェラは強力なスキルを習得しているため、どれだけ雑魚が現れようと一掃してしまいます。
しかし、MPを消耗すると戦闘の最中に心が折れそうになり、「諦める」選択肢が発生します。
戦闘に勝つか負けるかではなく、心が折れるか否か…そのような描写が戦闘からも見て取れます。

諦めて帰還する度に、シェラに備わっていた強力なスキルは失われ、新たな呪いが付与されます。
ここで注目したいのは、呪いに蝕まれていくというよりも、呪いがシェラ本人の深層を浮き彫りに
していくような印象であること。是非新たな呪いを習得したらその意味を確認してみてください。

難易度に関しましては、少々判定が難しい作品です。
今作のコンセプトは「没入感を楽しむ」ことだと個人的には思いますので、戦闘システムなどから
難易度を判定するのは違うと思います。重要なのはRPGの名の通り「ロールプレイ」の部分であり、
自らのプレイスタイルのみで「グッドエンド」に到達できるプレイヤーは限られてくると思います。
何をもって攻略とするかは人それぞれですが、RPGの奥深しさが光る凄味を感じる作風です。

【３】迷宮に屈服させられる『異種姦』＆『調教』

▼エロシナリオに徹底的なこだわり有！	▼凌辱に調教、堕ちた果てには魔物を出産
▼没入感を堪能できる高密度なエロイベント	▼油断大敵。危険なのは魔物だけにあらず。

エッチイベントは、敗北を連想させる一方的な『嬲り』や『凌辱』シーンが多彩です。
屈強な冒険者が魔物に『孕み袋』として扱われ、果てには恍惚に浸る段階的な描写が見事！
また、『ボテ腹』や『リョナ』といった屈服感を味合わせてくれる状態の変化も最高ですね！

「シナリオがエロいゲームは抜ける」と銘打っている今作。まさにその通りでした！
一つのシーンのテキストボリュームは非常に多いのですが、表現力の高さからインモラルな情景が
思い浮かび、まるで小説を読み進めるがごとく没頭してしまいます。テキストの持つ絵とは異なる
表現の力を思い知らされました。徹底的にこだわり抜いたシナリオに注目です。

シーンイベントのみならず、高密度にエロイベントが敷き詰められています。
迷宮内の罠や戦闘はもちろんのこと、NPCとの会話の中にも、シェラの感情が左右されるような
トークパートが多彩！「没入感の高いエロ」を趣旨とした常にエロと密接な作りになっています。

ギャラリーは、メニュー画面からいつでも移動することができます。
また、一度エンディングを迎えることで、全てのイベントを任意で解放することができます。
精神まで屈服した牝に待ち受ける永久的な『異種姦終身刑』…ぜひその目で見届けて下さい！

【まとめ】プレイ時間　感想など

紹介は以上です。プレイ時間は『3時間』でした！
シナリオを念入りに読み進めてプレイしていたため、速読な人はもう少し早いかもです。

今作は「戦闘してレベルを上げて～」というオーソドックスなRPGではなく、
「如何に作品に没入できるか」というロールプレイ重視でやり応えのある作品でした。
一味違った作風を好む私としては大好物であり、個人的にも影響を受けてしまいますね！

プレイ時間に着目すると短編に思えますが、これは無駄のない設計が一役買っているかなと！
マップは最低限に収めており、装備の売買やレベリングといったシステムは一切存在しません。
作品コンセプトに沿った要素のみ「ギュッ」と詰め込んだ非常にストレスフリーな設計でした。
一日でプレイ可能な作品ながらも、脳裏に深く刻まれる凝縮された作風で大変勉強になります。

そして何よりもエロの見せ方が本当にスゴイ！
迷宮に対する無力感、そして認めたくないのに徐々に堕ちて逝く心情の変化が素晴らしいです。
徐々に付与される呪いが深層を次々と暴いていき、堕ちる瞬間はこちらまで心が動いてしまう！
克己の呪いとはよく言ったものですよね…「ゾワッ」と背筋に来る場面が多くてヒヤヒヤしました。

物語全体として『堕ち逝く段階』をこれ以上になく味わえる作品です。
シナリオにこだわりを感じる人、自己投影が好きで最高の没入感を味わいたい人にオススメです。
逆にテキストは読み飛ばしてしまう人も、騙されたと思って今作のお話を読み解いてみてください！
新たなゲームの楽しみ方を発掘できると思います。私自身も新たな楽しみ方を見い出せたかもしれん…